卓球ラケット開発の悲喜こもごも(7)
耐久力を把握するための検査 ラケット開発は卓球ラケットとして高い性能が確認できれば終わりではない。そのラケットを使用する上でどのくらいの耐久力があるのかを検査を行う必要がある。 例えば、グリップを接着後にグリップを破壊し […]
卓球ラケット開発の悲喜こもごも(6)
合板プレートの山脈を越えろ 卓球ラケットの開発には大きく分けて、2つの要素があり。一つは「グリップも含めたブレード形状の設計」、もう一つは「ブレードの木材や特殊素材の積層構成」と以前にも記している。すでに、「グリップも含 […]
卓球ラケット開発の悲喜こもごも(5)
グリップの開発 グリップ形状に関しては、シェイクも中ペンも基本的にはブレードを中心とすると左右対称である。その意味でカーブラインのグリップは日本式グリップと本質的に類似しているといえる。バック側の球型グリップを中指、薬指 […]
卓球ラケット開発の悲喜こもごも(4)
ブレード形状の確定 試作品を作り、試打を重ねることでブレードが真円であることが、卓球競技において効果的でないことがよく分かった。その上、グリップとブレードが近いことは安定感が増すというメリットがあるが、シェイクやペンのよ […]
卓球ラケット開発の悲喜こもごも(3)
真円型ブレードの限界 WINGSPANは木工職人の他、6名のクリエイティブで卓球に関心のあるメンバーに支えられています。写真の真円型ブレードの性能を追求していた時に急転直下の出来事が起こりました。それはシェークバック粒高 […]
卓球ラケット開発の悲喜こもごも(2)
真円型ブレードの欠点発見と、さらなる追求 写真左の真円型ラケットのバックハンドの握り方は、球型グリップを掌で包むようにして人差し指だけ伸ばして握る形だったのですが、この握る手が、バック面の結構な面積を覆ってしまうことで、 […]
卓球ラケット開発の悲喜こもごも(1)
デザイン重視の真円型ブレード 卓球ラケットの開発には大きく分けて、2つの要素があります。一つは「グリップも含めたブレード形状の設計」、もう一つは「ブレードの木材や特殊素材の積層構成」です。WINGSPAN第4のラケット、 […]