無意識とダズリングストレンジャー

WINGSPANの創業3周年記念ラケット、ダズリングストレンジャー(DAZZLING STRANGER CLS)はWRMさんhttp://rubber.ocnk.netにて2024年11月27日(水)に販売開始されることになりました。限定少数生産のため、希望者はどうぞお早めにご購入ください。

今回は、卓球ラケット撮影のお話。卓球競技は屋内競技なので卓球ラケットの撮影場所は屋内の場合が普通だ。WINGSPANは、そんな卓球ラケットを屋外で撮影している。卓球ラケット撮影は屋外の方が映えると思う。そしてカーブラインシリーズのラケットは海や山や緑などの自然とマッチする、その理由はもしかしたら人工的な直線のない卓球ラケット形状にあるのかもしれない。

大自然とダズリングストレンジャーの写真をまとめました。

















「人間なんかいなくたって、自然は成り立っています。でも都会は人間しか関わらない生活をつくっている。他のものは余分だからという理由で全部を排除してしまう。脳も世の中と同じです。つまり、脳の大部分は無意識という「意味のない部分」が占めていて、意識なんて氷山の一角です。ところがほとんどの人は、自分の意識が脳や身体のすべてを支配していると思っています。意識は意味を求めたがる。それで、わかるとか、わからないとかと言って悩んでいる」

「そもそも意識がすべてをコントロールできると考えるのが間違いです。朝、目が覚めるのもひとりでに覚めるのであって、意識的に覚めているわけじゃないでしょう。コップで水を飲むときも、意識は飲みたいから飲んだと思っている。脳が「こうしよう」と思ってから、その後に行動すると考えている人が多いですけれど、逆です。脳を測ってみると、まず水を飲む方にはっきりと動き出して、そのコンマ何秒後かに「水を飲もう」という意識が起きています。だから、科学的に言っても、人は自分の意思で何かをしているかというと、必ずしもそうじゃありません」

以上は、養老孟司著『ものがわかるということ』(祥伝社)からの引用である。

ここからいえることは、弊社の卓球ラケット撮影は、映えるために屋外撮影しているのではなく、海の見える場所に行きたいという無意識が先にあって、そのコンマ何秒後かに「卓球ラケットを撮影しよう」という意識が起きているのかもしれません。